




乃木坂46の賀喜遥香さんと筒井あやめさんが主演し、幼馴染の女子高校生2人組が、ひょんなことから「プラモ部」に入部(?)してしまう様子を描いています。
第1話
地元の望ケ丘高校に通う、高嶺瑠夏(通称タカルカ/賀喜遥香)と瀬戸流歌(通称セトルカ/筒井あやめ)は昔からいつも一緒にいるため、周りから“ルカルカ”と呼ばれている。帰宅部のまま高校三年生を迎えたある日、ルカルカは校舎の奥にお菓子でデコレーションされた教室を見つける。誘われるように入ると、なんとそこは廃部寸前のプラモデル部だった!顧問の蓬田先生、通称よもさん(岡田義徳)に勧められプラモデルを作ることになった二人は…
幼馴染「ルカルカ」の日常
物語は、**幼馴染の高嶺瑠夏(賀喜遥香)と瀬戸流歌(筒井あやめ)**が朝寝坊し、急いで学校に向かうところから始まります。
2人はいつも一緒にいるため、「ルカルカ」と呼ばれています。
日常は「毎日同じ時間に学校に来て、同じ授業を聞いて、同じような話で盛り上がって、同じように家帰って」という変わり映えのしない日々を送っています。
高嶺カが「高校生から付き合って結婚する確率って2%らしいよ。社会人になったら恋愛しよう」と話すなど、将来への漠然とした見方も垣間見えます。
プラモ部との出会い
放課後、パフェを食べようと話していた2人は、間違えて**「プラモ部」の部室**に入ってしまいます。
部室には、顧問の**木田先生(ナツ先生/ヨモさん)**がおり、プラスチックの部品を組み立てる模型である「プラモデル」について説明を受けます。
プラモデルを知らない2人に、木田先生は「ついにプラモデルを知らない世代が現れたか」と嘆きます。
木田先生は「プラモ部顧問としてのプライドが許しません」と熱意を見せ、**「私にお2人の放課をください」**と入部を誘います。プラモ部に女子が入部することは「10年に1度の奇跡」だと表現されます。
「量産型ザク」の組み立て
入部希望ではないと戸惑う2人に、木田先生は最初のプラモデルとして「量産型ザク」を渡します。
「量産型ザク」の**「量産型」という言葉の意味**について、「大量に同じ型で生産が行われる製品のこと」であると同時に、「他人と比べて似ていたり突出したところががない人々を表すこともある」と説明されます。この後半の意味に瀬戸流歌は「厳しめですね」と反応します。
2人はニッパーを使って初めてのプラモデル作りを体験します。
組み立て方には個性が出ます。瀬戸ルカは一度ラフに切ったパーツをもう一度正確に切るA型タイプ、高嶺カは思い切りよく一発で切り落とすB型タイプであることが示唆されます(※本人たちの自己申告とは逆)。
「YouTubeに同じの作ってる動画あったよ」と高嶺カが言うなど、現代的な情報収集の様子も描かれます。
「量産型」の意味と新たな気づき
完成した量産型ザクを見て、瀬戸流歌は「私たちってめっちゃ量産型じゃない?」と、自分たちの日常生活が「量産型」であることに気づきます。
木田先生は、「学校という母なる基地で誰もがまず同じ形態に育ち、そこから徐々に変形したり色を変えたりして少しずつ自分というものが出来上がっていく」と、「量産型時代」について語ります。
瀬戸流歌は、自分で育てたトマトを食べた時に美味しく感じた体験を例に出し、「私、組み立てることの意味、少し分かりました」と、プラモデルを通して新たな価値観を発見したことを伝えます。
プラモ部への「はまり」
高嶺カは完成したザクに愛着を示し、SNS映えする写真を撮ろうとします。
当初は間違って入っただけだった2人ですが、瀬戸流歌が「わかんないけど好きになっちゃったかも」と、プラモ部に魅力を感じ始めている様子を見せます。
「みんな同じがダメとは思わないけど私も自分だけの何か見つけたいかも」という思いが芽生え、その「何か」がプラモ部であることを示唆して第1話は終了します。
























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